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西日本では前日と比べ気温大幅ダウン 日中は北風吹いて冬のような寒さに

2023年3月13日 16:52
西日本では前日と比べ気温大幅ダウン 日中は北風吹いて冬のような寒さに
午後3時の気温

13日(月)は列島を寒冷前線が通過していて、前線に伴う雨雲によって東京都心でも一時雨脚が強まりました。この前線が通過した後は冷たい空気が流れ込み、西日本では12日(日)と比べ大幅に気温が低くなっています。

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12日(日)から13日(月)にかけて、列島を寒冷前線が通過しています。この前線がすでに通過した地域では冷たい空気が流れ込んでいて、前日と比べて一気に気温が低くなりました。

12日(日)のうちに前線が通過した九州では朝から日差しが出ましたが、最高気温は福岡で11.3℃、熊本で12.7℃など、前日と比べて10℃以上も低くなりました。

また、13日(月)未明から朝にかけて前線が通過した中国や近畿地方などでは、夜中のうちに最高気温を記録しており、日中は朝よりも気温が低くなっています。

大阪では、未明に17.8℃の最高気温を観測しましたが、午後3時時点の気温は10.8℃となったほか、名古屋や松江、高松などでも午後3時の気温は10℃前後と、冬のような寒さが戻っています。

各地で北寄りの風もやや強く吹いているため、体感温度はさらに低く感じたかもしれません。

そして、14日(火)朝は穏やかに晴れる西日本を中心に放射冷却が効いて、朝は冷え込みが強まりそうです。

朝の最低気温は、松江で0℃、広島で1℃、福岡で4℃などと、真冬並みの冷え込みが予想されるほか、名古屋で4℃、大阪で5℃、東京都心でも8℃など、13日(月)と比べ5℃以上低く、空気が冷たく感じられるでしょう。

14日(火)日中は再び日差しが暖かくなりますが、気温差が大きくなりますので、体調管理には十分ご注意ください。