21日(火)の関東地方はすっきりと晴れ渡っていますが、冷たい北風が吹いて気温も上がらず、各地で真冬並みの寒さとなりました。

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■冷たい北風　最高気温は各地一桁…

日本付近は冬型の気圧配置が強まっていて、列島の上空には強い寒気が流れ込んでいます。関東では冬晴れとなりましたが、日中も気温は上がらず、各地で厳しい寒さとなりました。

最高気温(前日差)は、前橋で4.6℃(-7)、宇都宮で6.7℃(-7)、熊谷で7.9℃(-6)、東京都心で9.2℃(-5)、横浜で9.1℃(-4)など、前日と比べても大幅に低くなり、各地で一桁と、真冬並みの気温になりました。

また最大瞬間風速は、北茨城で19.8メートルを記録したほか、銚子で19.2メートル、羽田空港で19.0メートル、東京都心でも14.3メートルと北風が強まり、体感温度は気温の数字以上に低くなりました。

■強風＋乾燥 火の取り扱いに注意を

乾燥注意報(午後4時現在)

この北風に加えて、関東では空気がカラカラに乾燥しています。

最小湿度は、小田原で12パーセントまで下がったほか、東京都心でも午後2時すぎに23パーセントを記録しています。

午後4時現在、関東の広い範囲に強風注意報と乾燥注意報が発表されています。

火災や延焼が起きやすい気象条件となっていますので、火の取り扱いには十分な注意が必要です。

■22日(水)は朝の冷え込み強く

22日の天気と気温

このあと、22日(水)にかけて冬型の気圧配置は次第に緩む見込みですが、上空の寒気は居座り、厳しい寒さは続きそうです。特に朝は冷え込みが強く、予想最低気温は関東北部で氷点下、東京都心でも1℃と、21日(火)朝以上に空気が冷たく感じられそうです。

引き続き、厚手のコートや手袋などで防寒をしっかりとして、暖かくしてお過ごしください。