22日(水)も広い範囲で厳しい寒さ 週末は真冬の寒さも来週は春本番の暖かさに
上空に居座っている強い寒気や放射冷却の影響で、22日(水)朝は各地で冷え込みが強まりました。北海道の陸別では-29.3℃と強烈な冷え込みとなったほか、全国にある気温の観測所の7割以上で氷点下となりました。
■北海道では強烈な冷え込み 名古屋も5日ぶりの「冬日」に
上空の強い寒気や放射冷却の影響で、22日(水)朝は各地で厳しい冷え込みとなりました。最低気温は、北海道の陸別で-29.3℃を記録したほか、歌登で-27.0℃、中頓別で-26.8℃など、北海道では強烈な冷え込みとなりました。また、名古屋でも-0.6℃と5日ぶりの冬日になったほか、東京都心でも0.2℃まで気温が下がりました。
22日(水)は冬型の気圧配置が緩んだだめ、前日のような強い北風は収まりましたが、それでも日中も気温が上がらず、厳しい寒さが続いています。午後2時時点の各地の気温は、札幌で0.1℃、仙台で5.6℃、新潟で2.5℃、東京都心で8.8℃、名古屋で9.3℃、大阪で9.0℃など、各地で10℃を下回っています。
■28日(火)からは“春本番の暖かさ”に
そしてこの先、23日(木)は九州から東海で12℃前後と、すこし寒さが和らぎますが、24日(金)は雨で、西日本を中心に厳しい寒さ。そして25日(土)から26日(日)は、広い範囲で真冬の寒さとなりそうです。ただ、週明けは各地で次第に気温が上がり、28日(火)からは広く春本番の暖かさ。4月中旬並みの気温になる所もありそうです。
この先も寒暖差の大きい状態が続きますので、体調管理には注意するとともに、積雪の多い地域では雪崩や屋根からの落雪などにご注意ください。