「性加害の事実認められた」ジャニーズ事務所社長の辞任求める 再発防止特別チーム会見
ジャニーズ事務所の経営トップの辞任を求めるなど、「再発防止特別チーム」の会見は、終始厳しい内容となっています。
再発防止特別チーム・林眞琴座長
「ジャニーズ事務所におきましては、1970年代前半から2010年代半ばまでの長期間にわたりまして、多数のジャニーズJr.に対し、広範に性加害を繰り返していたことが認められました」
チームの林座長は、前社長による性加害があったと認定しました。調査報告書では、一連の性加害について「絶対的な権力を持っていたジャニー氏が、デビューして有名になりたいという、被害者の心情につけ込んで行っていたものと評価することができる」と指摘しています。
さらに、事務所の社長である藤島ジュリー景子社長については、「事務所が解体的出直しをするため、辞任すべきと考える」としています。
また、ジャニーズ事務所に対しては、「再出発を図る最初の一歩としては、まずは、ジャニーズ事務所が組織としてジャニー氏の性加害が事実であることを認め、真摯に謝罪をすることが不可欠」とした上で、被害回復の適正な補償をする「被害者救済措置制度」を直ちに構築すべきとしています。