日本の気候変動“温暖化により極端な高温や大雨起きやすく” 気象庁などが報告書公表
気象庁などが公表した日本の気候変動についての報告書では、温暖化によって極端な高温や大雨が起きやすくなっていると指摘しています。
国連が定める「世界の平均気温の上昇を2度以内におさめる」目標を達成した場合でも、産業革命前に「100年に1回」とされる高温がおきる頻度は、「100年に67回」にまで増加します。仮に気温が4度上がった場合には、ほぼ毎年おきると予測しています。
また、非常に激しい雨が降る頻度についても、気温4度上がった場合およそ3倍に増加するとしています。
気候変動に関する懇談会の花輪会長は「いま私たちが何をするか、という考えにたってほしい」と呼びかけています。
最終更新日:2025年3月26日 9:41