イノシシの死体から豚熱のウイルス 神奈川
神奈川県は、相模原市内で発見された野生のイノシシの死体からCSF=豚熱のウイルスが検出されたと発表しました。
神奈川県によりますと、相模原市の山中で今月9日に死んでいるのが見つかった野生のイノシシについて、ウイルス検査をした結果、11日午後、CSF=豚熱に感染していたことがわかったということです。
そのイノシシの死体は、県の職員が現地で検体を採取した上、その場に埋めて周辺を消毒したということです。
今年2月には、今回イノシシが見つかった場所からおよそ19キロメートル離れた山梨県内で、豚熱に感染した野生のイノシシが見つかっていますが、神奈川県内で、確認されるのは初めてです。
神奈川県は、今後、周辺の野生のイノシシや養豚農場などでウイルス検査をするとともに、県内で飼われている豚やイノシシのワクチン接種を徹底していくということです。