14日の人出 “解除”前から多数で増加
NTTドコモが公開した14日の人出の最新データで、14日の人出を前日の13日と比べたもの(薄いピンク)と、14日の人出を感染拡大前と比べたもの(濃いピンク)を見てみます。
14日夜、39の県で緊急事態宣言が解除されました。それらの県で、解除直前の14日の人出を見てみると、事前の報道もあってか、解除される前にもかかわらず多くの地点で人出が増えていました。
特定警戒都道府県だった茨城・水戸駅は、前の日に比べ15.9%増加。同じく特定警戒都道府県だった福岡・小倉駅でも前の日に比べ10.5%増加していました。
解除された地域では今後、人出が増えていくと予想されます。引き続き、「手洗い・うがい」「3密を避けること」といった行動の徹底を。
一方、今後も緊急事態宣言が続く都道府県を見てみると、14日は、前の日に比べると多くの地点で人出が増えました。
千葉駅で4.4%、埼玉・大宮駅で5.4%と、14日の人出は13日に比べてやや増えています。一方、東京のオフィス街・丸の内は、14日は感染拡大前に比べると72.5%と全国でも最大級の減り幅となっています。こちらも13日に比べると、わずかですが増えていました。
これら8つの都道府県では、引き続き、外出自粛の要請が続きます。リモートワーク、さらに3密を避ける行動の徹底を。