厚生労働省は、新型コロナウイルス重症患者の入院治療を行った病院への診療報酬を、通常の３倍に引き上げることを決めました。

厚生労働省が医療機関に行った調査では、新型コロナウイルスの重症患者にＥＣＭＯ（＝人工肺）を使った場合に、通常の３倍以上の人員を確保していた実態が明らかになったということです。

厚生労働省はことし４月に重症患者の入院料を通常の２倍に引き上げていましたが、通常の３倍の一日２４万円～４２万円にさらに引き上げることを決めました。患者の負担は発生せず、特例的な措置として２６日から適用されます。