福岡県北九州市で新たに１６人の感染が確認されました。このうち９人は、同じ病院の医療関係者で、新たな院内感染の可能性があるとみられています。

北九州市で感染が確認されたのは、１０歳未満から９０代の男女１６人です。このうち９人は、北九州市八幡西区の産業医科大学病院の医療スタッフです。

この病院には、先月３０日に感染が確認された４０代の女性が入院していて、北九州市ではクラスターとみて調査しています。病院では２日から新規の外来や救急患者の受け入れを当面の間、停止するということです。

また、児童１人の感染が確認されている小倉南区の葛原小学校で、同じクラスの女子児童１人の感染が新たに確認されました。感染が確認された１６人に重症者はおらず、少なくとも９人は無症状だということです。

北九州市では、先月２３日以降の１０日間で１１３人の感染が確認されていて、うち３６人の感染経路が分かっていません。