マスクでタピオカ! 広がる寄付の取り組み
気軽にマスクを寄付できる取り組みが広がっています。
■アベノマスクとタピオカ交換
愛知県名古屋市のタピオカ専門店。店には開店とともに訪れた客の姿が。客は店員にマスクを手渡して、商品を注文しました。
客が頼んだのはタピオカミルクティー。本来380円の商品ですが、無料に。
政府が全世帯に2枚ずつ配布を決めた、洗って再利用できる布製のいわゆる「アベノマスク」。こちらの店では、未開封の「アベノマスク」を2枚持っていくと、好きなドリンクと交換できるのです。
客「(マスクが)必要なところにいくと聞いたので、使っていただければと思って。自分もタピオカをもらえるし」
地域に貢献するために始めたこの取り組み。集まったマスクは、地域の保育所などに寄付されるということです。
■2週間で6000枚以上の寄付
このような取り組みは他にも。
名古屋市にある薬局では「アベノマスク」の回収箱を設置。医療や介護の事業者などで作る団体が寄付を呼びかけ、集まったマスクは介護施設などに届けられるといいます。
井上綱基店長「毎日最低でも50人、もっと多く来る時もあります」
およそ2週間で「アベノマスク」など、布製マスクが6000枚以上集まったということです。