利用者急増で 自転車の一斉取り締まり
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で自転車での配達や通勤が増えていることを受け、警視庁は5日、東京都内で自転車の一斉取り締まりを行いました。
取り締まりは都内の9か所で自転車での配達が増える午前11時から1時間、行われました。
警視庁によりますと信号無視などで10人が検挙されたほか、携帯電話で通話やメールをしながら運転したり、走行中にイヤホンをしていたなどとして148人が警告を受けました。
緊急事態宣言中に都内で発生した交通事故のうち、およそ4割が自転車に関連していて、4月には、配達員の男性が車にはねられて死亡しています。
警視庁は「自転車も車両であるという意識をもってほしい」と注意を呼びかけています。