文科省 中学生“携帯電話持ち込み”容認へ
中学生が携帯電話を学校へ持ち込むことについて、文部科学省は24日、原則禁止としてきた従来の方針を改め、条件付きで持ち込みを認める方針を固めました。
文部科学省は、携帯電話の持ち込みルールを見直す有識者会議で責任の所在の明確化や閲覧制限をする「フィルタリング」の設定、学校や家庭で使い方を適切に指導することなどを前提に、中学生が携帯電話やスマートフォンを学校に持ち込むことを認める方針を固めました。
これまでは原則禁止でしたが、部活動や塾で帰宅が遅くなることもあり、防犯や災害時の対応に有効だと判断したということで、授業中は使用できません。高校ではこれまでも、持ち込み自体は認められていて一方、小学校での原則禁止の方針は変わりません。
文部科学省は来月にも全国の教育委員会に通知する予定です。