文科省 学校再開のガイドライン通知へ
緊急事態宣言が多くの県で解除されたことを受け、文部科学省は、感染防止対策と両立しながら学校を再開するためのガイドラインを15日、全国に通知します。
萩生田文部科学大臣は閣議後の会見で、「長期間にわたり新型コロナウイルスと共に生きていかなければならず、健やかな学びの保障との両立をはかることが重要だ」と述べ、感染防止対策と両立しながら、段階的な学校再開を求めるガイドラインを15日午後、全国に通知すると発表しました。
ガイドラインでは、学校行事などを含めた学校ならではの学びも大切であることもふまえ、まずは登校日の設定や、分散登校などの取り組みにより、学校での指導を充実するよう求めています。
それでも、予定していた内容を今年度中に終わらせることが困難な場合、特例的な対応として、最終学年以外の児童・生徒は、教育課程を次の年度に繰り越すことなども考えられるとしています。