曽我ひとみさん 拉致問題解決の進展を訴え
北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんの父親、横田滋さんが死去したことを受け、曽我ひとみさんは6日、「これまで以上に力を尽くしてほしい」と拉致問題解決の進展を訴えました。
横田滋さんは、1977年に拉致された娘のめぐみさんを救出するため、活動してきましたが、5日午後、老衰のため亡くなりました。87歳でした。横田滋さんの妻・早紀江さんは5日、「今は気持ちの整理がつかない状態です」とコメントしています。
拉致被害者の曽我ひとみさんは6日、次のように述べました。
曽我さん「問題を解決していかないと、誰一人として家族に会うことができず、重い胸の内をしまいながら亡くなってしまうので。これまで以上の力を尽くしてほしいと心から願っています」
曽我さんと一緒に拉致された母親・ミヨシさんはいまだに帰国が果たせていません。