東京都内で新型コロナウイルスに伴う休業要請が「ステップ２」に緩和されて１週間がたちました。先週２日（火）から「東京アラート」が出されていますが、在宅勤務の解除などに伴い、駅を利用する通勤客が増えてきています。

８日午前８時すぎのＪＲ品川駅の映像では、マスクをつけた多くの通勤客の姿が見られます。

通勤客「前より混んでると思います。人が多いと思います」「ニュース見てると（感染者が）増えてるので、ちょっと心配だなと思います」

内閣官房によりますと、７日（日）午後３時の都内の主要な駅の人の流れを感染拡大前と比べた減少率は、前の週の５月３１日（日）の減少率と比べると、銀座駅では６６．９％から５２．５％、吉祥寺駅では４０．８％から２４．２％に減るなど、人の流れが増えているのがわかります。

また、東京メトロによりますと、先週の６月１日（月）～４日（木）までの利用者は、前の週の平日に比べておよそ１５％増えたということです。都内の私鉄でも、緊急事態宣言解除前と比べて通勤時間帯を中心に、２割程度、乗客が増えているところがあるということです。