先週の通勤時間帯の山手線利用者 33%増
東京都内で新型コロナウイルスに伴う休業要請が「ステップ2」に緩和されて1週間がたちました。在宅勤務の解除などに伴い、駅を利用する通勤客が増えてきています。
午前8時すぎのJR品川駅では、8日朝もマスクをつけた多くの通勤客の姿が見られました。
通勤客「前より混んでると思います。人が多いと思います」「ニュース見てると(感染者が)増えてるので、ちょっと心配だなと思います」
内閣官房によりますと、7日(日)午後3時の都内の主要な駅の人の流れを感染拡大前と比べた減少率は、前の週の日曜日の減少率と比べると、銀座駅では66.9パーセントから52.5パーセントに減るなど、多くの駅で人の流れが増えています。
JR東日本によりますと、先週平日の通勤時間帯の山手線の利用者は、前の週に比べて33パーセント増え、駅ごとにみると、東京駅では39パーセント、渋谷駅では40パーセント増えたということです。
また、東京メトロでも先週の1日(月)から4日(木)までの利用者は前の週の平日に比べておよそ15パーセント増えており、電車で通勤する人の数が通常に戻りつつあることがわかります。