「東京アラート」1週間 駅に多くの通勤客
新型コロナウイルスの感染拡大の警戒を呼びかける「東京アラート」が発動されて9日で1週間を迎えます。9日朝の都心の駅では多くの通勤客の姿がみられました。
午前8時すぎのJR品川駅の様子です。マスク姿の通勤客の姿が多くみられます。
通勤客「(通常時の)6~7割、人が出てきていると感じてます。人混みのなか出勤するって考えるのはいやですね」「東京アラートのあとにまた、感染者が増えたりしてるじゃないですか、何を怖がったらいいのかな」
内閣官房によりますと、品川駅の人の流れは感染拡大前と比べて1日(月)は、減少率は58.8パーセントですが、8日(月)は57.5パーセントと人がやや増加しているのが分かります。そのほか、ほとんどの主要駅でも減少率は下がっていました。
さらに、東京都と同じく緊急事態宣言が最後に解除された首都圏3県と北海道では、感染拡大前と比べ、減少率は、多くが2割以下にとどまっていて日常に近い人出が戻ってきています。