福島第一原発2号機 燃料プールで初の調査
福島第一原発2号機の使用済み燃料プールで、初めて調査が行われました。
福島第一原発2号機は放射線量が高く調査が難航していましたが、東京電力は10日、遠隔操作のロボットを使い使用済み燃料プールの調査を、事故後初めて行いました。
プール内の水に濁りはなく、ほぼ透明のきれいな状態だったということで、また保管されている615体の使用済み燃料に変形などの損傷は見られなかったということです。
東京電力は、「現時点では燃料の取り出しに支障となるような状況は確認されなかった」とし、2024年度から26年度に予定している使用済み燃料の取り出し開始に向けて、準備を進めたいとしています。