×

iPS細胞で目の難病臨床研究 厚労省了承

2020年6月11日 21:45
iPS細胞で目の難病臨床研究 厚労省了承

iPS細胞をつかって目の難病の臨床研究を行う、神戸アイセンター病院の臨床研究の計画について、厚生労働省の部会が了承しました。

この臨床研究は、他人のiPS細胞から作られた「網膜シート」を網膜色素変性の患者の網膜に移植し、視力を回復させようとするものです。

網膜色素変性は、難病に指定されていて、徐々に視野が狭くなり、完全に失明することもあり、現在、確立した治療法はありません。

11日、厚生労働省の部会は、神戸アイセンター病院の臨床研究の計画を了承しました。

病院によりますと、20歳以上の症状が重い患者を対象に、副作用がないかなど、安全性を確認するということで、目標症例は2例で、通院中の患者から選び、公募は行わないということです。

研究の責任者である平見恭彦医師は、「安心している」と述べ、病院は今後の見通しについて、「社会情勢を考慮しつつ、安全性を優先して慎重に検討する」としています。

一緒に見られているニュース

0:54

北朝鮮“弾道ミサイル”数発を発射 韓国軍

日テレNEWS NNN

8:29

0:43

【動画】北朝鮮が数発の短距離弾道ミサイル発射 石破首相がコメント

日テレNEWS NNN

9:01

2:59

【天気】日本海側でくもりや雨、冷たい空気 関東も気温上がらず

日テレNEWS NNN

8:25

1:51

米大統領選、両氏が激戦州で“最後の訴え”

日テレNEWS NNN

6:15