「エアリズムマスク」に大行列 着け心地は
ついに、アパレル最大手「ユニクロ」のマスクが発売されました。蒸れにくい素材「エアリズム」を使ったマスクをいち早く手に入れようと、梅雨寒の中、各地の店舗には長蛇の列が出来ました。
■「エアリズムマスク」発売で長蛇の列
19日、ユニクロの店舗の前にできた大行列。その列は、数軒先の店の前までも続いています。
人々が買い求めて殺到したのは、19日発売の新商品「エアリズムマスク」。
年間を通して使えるよう、肌着などに使用される蒸れにくい素材「エアリズム」で作られていて、洗って繰り返し使用できます。
東京・銀座では、雨が振る中、300人ほどの行列が。
整理券が配られ、ようやく購入できたお客さんに着け心地を聞いてみると…。
「この辺(頬のあたり)がひんやりするので気持ちいい感じです。通気性がよくて、ここが空いているのでしゃべっていても息苦しくならない」
千葉県の店では、あまりに混んでいたため、購入を諦めた人も。
「この行列を見たとたん、これは買えないなという気持ちになりまして。これだけマスクに対しての需要はかなり高いんだなと感じました」
ユニクロを運営するファーストリテイリングの柳井正社長は、今後の販売予定についてこう述べました。
「(エアリズムマスクは)毎週50万点ずつ入ってきますので、是非、マスクをお買い求めいただければ。また来週も(店舗に)入ってきますので」
一方、オンラインストアでは19日午後、当日分が既に完売。今後の販売予定は、入荷次第お知らせするとしています。
■ミズノも「ひんやりマスク」発売
きょう発売のマスクには、こんな“ひんやり商品”も。
スポーツ用品メーカーミズノが発売した、「アイスタッチ」です。
スポーツウェアなどに使われる夏用の素材を使っていて、ひんやりさらっとした肌触りだといいます。
■夏らしい「ひのきマスク」も
夏らしさを感じる、ちょと変わったマスクも登場しました。木目模様の、ひのきでできたマスクです。
農林水産省の江藤大臣が会見でつけていたことから、話題となっています。江藤大臣は「たいへん、木のいい匂いがします」とコメント。
開発したのは、木材メーカーです。捨てるはずの、ひのきの削りかすを使っているということです。
2020年6月19日放送 『news every.』より