各地で部分日食 夏至の夕方に天体ショー
21日は1年で昼の長さが最も長い夏至です。夕方になって各地で部分日食が見られました。
部分日食とは、月が太陽の前を横切るため、月によって太陽の一部が隠される現象です。福岡市の科学館ではホールで生中継され、約250人の親子連れなどが部分日食を観察しました。午後5時9分に太陽が最も隠れ、表面の52%が欠けた姿になりました。
梅雨前線などの影響で観測しにくいところも出ましたが、熊本市でも、午後5時10分に太陽の半分が欠けた状態となり、子どもたちが空を見上げて観察を楽しんでいました。
次に全国で日食が起こるのは10年先の2030年6月です。