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厚労省審議会 今年の“最低賃金”議論開始

2020年6月26日 20:06
厚労省審議会 今年の“最低賃金”議論開始

新型コロナウイルスで企業の業績への影響が懸念される中、今年の最低賃金の引き上げ額について、厚生労働省の審議会で26日から議論がスタートしました。

「中央最低賃金審議会」は、企業が従業員に支払わなくてはならない「最低賃金」の今年の引き上げ額について議論を始めました。最低賃金の全国平均は現在、時給901円で政府は去年の骨太の方針で全国平均「1000円」を早期に実現させるとしていましたが、今年は新型コロナウイルスの影響があり、「中小企業が置かれている厳しい状況を考慮して検討するべき」としています。

最低賃金の引き上げ額の目安は、来月末に決定する見通しですが、引き上げが継続するのかが焦点となります。