12日も広く晴れて各地で気温が上がり、岐阜県の飛騨市神岡で30.5℃の真夏日になったほか、西日本から北日本の広い範囲で25℃以上の夏日となり、全国の夏日地点数は400地点を超えて今シーズン最多となっています。

■25℃以上の夏日地点数は今シーズン最多

12日も各地で汗ばむ暑さが続き、岐阜県の飛騨市神岡で30.5℃の真夏日になったほか、兵庫県の豊岡で29.7℃、山梨県の甲州市勝沼で29.6℃など、夏のような暑さになったところもありました。

東北南部や北陸などでも広く夏日となり、半袖姿で見頃の桜を見物できる、まさに季節外れの暑さとなっています。

また、関東地方でも気温が高く、群馬県の桐生で28.4℃、埼玉県の鳩山で28.3℃となるなど、真夏日一歩手前の暑さとなり、東京都心でも25.6℃と、10日に続き今シーズン2回目の夏日となりました。

最高気温が25℃以上の夏日となった地点は、午後4時時点で914地点中419地点に達しており、これは今シーズン最多となっています。

■13日も引き続き初夏の陽気

13日の予想最高気温

季節外れの暑さは13日も続く見込みで、西日本から東北南部では25℃以上の夏日となるところが多いでしょう。

一方で、北海道や東北北部では前線の南下とともに冷たい空気が流れ込むため、気温が一気に低くなり、平年を下回る寒さになるところもありそうです。

暑さが続く西日本から東北南部では熱中症に注意し、気温が一気に低くなる北海道や東北北部では寒暖差による体調の変化に注意が必要です。