東京“夜の繁華街の人出”が増加傾向
新型コロナウイルスの新たな感染者が29日まで4日連続で50人を超えている東京都では、「夜の繁華街」の人出が増加傾向にあります。
30日午前8時ごろのJR品川駅の様子です。30日もマスクをつけて職場などへ急ぐ人の姿が多く見られました。
通学中の大学生「せっかくアラートの基準を設けたのにそれを超しても(感染者数が増えた)ままなので、それはちょっと、これからまた第2波とか来るんじゃないかなって心配はあります」
内閣官房によりますと、29日午後3時の人の流れは、去年の同じ月と比べて品川駅で52.3パーセント、東京駅で46.9パーセントとそれぞれ減少していて、前の週とほぼ変わりませんでした。
一方、28日午後7時の人の流れは、去年の同じ月と比べて渋谷センター街で49.8パーセント、新宿・歌舞伎町で49.7パーセントいずれも減少しているものの、前の週よりも減少幅は小さく、「夜の繁華街」の人出は増えてきています。