給食で食中毒 小中学生ら3千人超に症状
埼玉県八潮市で小中学校に通う児童や生徒など、あわせて3400人以上が、給食が原因の集団食中毒になったことがわかりました。
埼玉県によりますと、先月28日、八潮市の医療機関から保健所に「市内の複数の小中学校の児童生徒が、腹痛や下痢などの食中毒症状で受診している」と通報があり調査をしたところ、八潮市内の15の小中学校に通う、児童・生徒、教員のおよそ半数にあたる3453人が、食中毒とみられる症状を訴えたということです。
いずれも症状は軽いということですが、先月26日の学校給食が原因とみられ、埼玉県は、2日給食を作った「東部給食センター」を3日間の営業停止処分としました。
県の担当者は「これだけ多くの人に食中毒とみられる症状がでることは近年なく珍しい」と話していて、原因などを詳しく調べています。