加藤厚労相「医療体制ひっ迫状況ではない」
3日の閣議後の会見で加藤厚生労働大臣は、都内の感染者が100人を超えたことについて、「医療提供体制はひっ迫している状況ではない」とした上で、引き続き状況を注視していく考えを示しました。
加藤厚労相「医療提供体制という意味においては、ひっ迫している状況にはないという認識をしております」
会見で加藤大臣は、都内で2日、107人とおよそ2か月ぶりに100人を超える感染者が確認されたことについて、以前のピークの時は高齢の感染者が多く、今回は若い世代の感染がおよそ7割を占めていて、状況が違うと述べ、「医療提供体制については、ひっ迫している状況ではない」との見解を示しました。
一方で、感染拡大の状況をしっかり注視しながら対策を取る必要があるとして、専門家の分析などをもとに、特に検査や医療提供体制、保健所の機能について実態を把握し、対応に万全を期していくと述べました。