大雨に警戒…現在の雨雲と避難情報は
続く九州の大雨。被災地では9日夜、再び激しい雨となっています。
北九州市と佐賀市の嘉瀬川の現在の雨雲の様子を見てみますと、九州から関東地方にかけて、太平洋側を中心に広い範囲で雨雲がかかっているのがわかります。
そして九州を拡大してみると、佐賀県に黄色の細かい線があるのは、氾濫に注意が必要な中小河川です。これらの河川は増水していることが考えられますので、引き続き十分な注意が必要です。
そして、ここに自治体から出されている避難に関する情報を重ねてみます。赤色が避難指示、オレンジ色が避難勧告の出ている地域で、氾濫した熊本県の球磨川周辺の自治体や、筑後川が流れる大分県の日田市などでは避難指示が現在も出されています。
さらに地図を広げると、2年前の西日本豪雨の際にも大きな被害が出た愛媛県の大洲市、8日に飛騨川が氾濫した岐阜県の一部地域などにも避難指示が出されています。