臨時PCR検査も 米軍基地の感染62人に
沖縄のアメリカ軍基地で12日、新たに新型コロナウイルスの感染者が1人確認されました。
アメリカ軍から沖縄県に入った連絡によりますと、12日、新たに浦添市の海兵隊キャンプ・キンザーで、1人の感染が確認されました。
これまでに普天間基地では39人、キャンプ・ハンセンでは22人の感染が確認されており、今月7日以降、沖縄のアメリカ軍基地での感染者の合計は62人となりました。
今月4日のアメリカの独立記念日前後に、アメリカ軍関係者らのパーティーなどが県内各地であったことから、沖縄県は12日、北谷町で飲食店関係者らを対象に臨時のPCR検査を行いました。
北谷町ではアメリカ軍が民間のホテルを借り上げて、本国からの新たな赴任者の隔離場所としていて、沖縄県は基地内で隔離するよう求めていますが、アメリカ軍は応じていません。