タオル持った右手でドアノブを… “車上荒らし?”カメラが捉えた一部始終
不審な人物が車に近づき物色する一部始終を、防犯カメラが捉えていました。車上荒らしとみられます。
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24日の未明、鹿児島市の住宅街に黒いタンクトップ姿の男が現れました。辺りを見回すと、男はスマートフォンのライトをつけ、駐車場にとめられていた車へと近づきました。
男は首にかけていたタオルを右手で取ると、次の瞬間、その右手で運転席のドアを開けようとしました。タオルを使ってドアノブに手をかけたのは、指紋を残さないようにするためだったのでしょうか。しかし、車には鍵がかかっていて、男は侵入することができません。
その後も車の周囲を物色していましたが、別の通行人が来たためか、男はその後、立ち去りました。
車の持ち主に話を聞きました。
車の持ち主の男性(50代)
「防犯カメラをつけていたからわかったけど、知らないうちにああいうことをされている可能性があると考えると本当に恐ろしい」
男性の車は輸入車で、映像に映っていた男は全く知らない人だということです。
車の持ち主の男性(50代)
「ドアミラーをいつも閉じない状態でとめている。それが鍵がかかっていないと思われて、狙われたのかな。普通に自然な動きでタオルを手に持ってされていたから、常習なんじゃないかなと」
地元の警察によりますと、今年に入って、車上狙いの被害を11件確認していて、警戒を強めています。