黒川弘務・前東京高検検事長が緊急事態宣言中に賭けマージャンをしていた問題などを受けて、法務省で１６日、法務・検察への信頼回復に向けて議論する会議が開かれました。

１６日に初会合が開かれた「法務・検察刷新会議」は、黒川弘務・前東京高検検事長が緊急事態宣言中の賭けマージャンで辞職した問題や、日産自動車の元会長カルロス・ゴーン容疑者が国外逃亡した事件で国際社会から日本の司法制度への批判が出たことなどを受けて設置されました。

会議では、法務・検察行政をとりまく問題について、外部の有識者らで議論を行います。

会議の冒頭、森法務大臣は、「法務・検察行政は、国民の信頼・期待を大きく損なっている」「課題を洗い出したい」と話しました。

会議は、半年後に提言を出すことを目指します。