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責任を野党追及 首相「信頼回復に全力を」

2020年5月22日 16:30
責任を野党追及 首相「信頼回復に全力を」

政府が定年延長を閣議決定した東京高等検察庁の黒川検事長が辞職したことについて野党側は安倍首相の責任を厳しく追及しました。

野党側は安倍首相に対しどのように責任をとるのか質しましたが安倍首相は「信頼回復に全力を尽くす」と述べるにとどまりました。

日本共産党・宮本徹議員「定年延長の判断は間違いじゃなかったみたいなことを言うのは、国民全く納得しないと思いますよ、黒川さんは余人にかえがたいといって法律の解釈まで180度変えて定年延長してこのザマですよ」

安倍首相「その責については私にあるわけでありまして、ご批判は真摯に受けとめたいとこのように思うところでございます」

日本共産党・宮本議員「行動が伴ってないじゃないですか、責任あるんだったら責任をどうとられるんですか」

安倍首相「しっかりと国民の皆様の信頼を回復するために、全力を尽くしていきたいと、このように考えております」

また、政府が検察庁法改正案とともに今の国会での成立を見送った公務員の定年延長を可能とする法案について、安倍首相は「民間に先駆けて一律に65歳に延ばすのも早急ではないかという批判があるのも事実」と述べ、廃案も含め見直す考えを改めて示しました。