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安倍首相 黒川検事長問題で責任認める

2020年5月21日 19:03
安倍首相 黒川検事長問題で責任認める

東京高検の黒川検事長が辞表を提出したことを受けて安倍首相は、さきほど自らの責任を認め、「批判は真摯に受けとめたい」と述べました。

 安倍首相「(黒川氏の定年延長は)最終的には内閣として決定いたしますので、総理大臣として当然責任があると考えております。ご批判は真摯に受けとめたいと思っています」

安倍首相はまた、今の国会での成立を見送った検察官の定年延長を可能とする検察庁法改正案について、今後、成立を目指さずに法案そのものを取り下げる考えはないかと問われたのに対し、「国民の理解なくして前に進めることは出来ない」と述べるにとどめました。

また、検察庁法改正案と一体で審議された国家公務員法の定年を引き上げる改正案を改めて成立させる方針に自民党内から再考を求める声があがっていることを受けて「そういうことも含めしっかり検討していく必要がある」と述べました。