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入管法改正案 今国会での成立“断念”方針

2021年5月18日 14:16

不法在留外国人の収容や送還の規則を見直す出入国管理法改正案をめぐり自民党の二階幹事長は立憲民主党の福山幹事長と会談し、今国会での成立を断念する方針を伝えました。

会談で、自民党の二階幹事長は「改正案はこれ以上審議しない」と述べ、今国会での成立を断念する方針を伝えました。立憲民主党の福山幹事長は、義家法務委員長に対する解任決議案を取り下げる考えを示しました。

改正案をめぐっては、野党側は、入管施設に収容中に死亡したスリランカ人女性の収容中の状況が分かるビデオを採決の前に公開するよう求めていて、与党側が採決を強行した場合、すべての国会審議に応じない構えを見せていました。

自民党幹部は、「国会を正常化させて、他の重要法案を成立させることを優先した」と話しています。

立憲民主党の福山幹事長は、記者団に対し、「国会での法務委員会のそれぞれの審議、そして、内外で多くの市民の皆さん、そして入管に関わる方々が声を上げていただいた大きな成果だ」と語りました。