子供貧困にコロナ禍…両陛下説明受けられる
子供の貧困問題に心を寄せてきた天皇皇后両陛下は、子供を支援する団体から新型コロナウイルスの影響などについて説明を受け、その尽力をねぎらわれました。
天皇皇后両陛下は、21日、赤坂御所に子供の貧困問題に取り組むNPO法人の代表らを招き、新型コロナウイルス禍での学習支援や子ども食堂の状況などについて説明を受けられました。
天皇陛下は冒頭、「厳しい状況の中でも色々と工夫して活動を続けられていることに敬意を表します」とねぎらったということです。
皇后さまは、「コロナの後、どのような社会になるといいですか」とたずね、両陛下はそれぞれの考えに熱心に耳を傾けられていたということです。
即位にあたり、陛下が子供の貧困対策のために寄付された5000万円の一部は、新型コロナに対する緊急支援に使われています。