人にも興味津々…イルカ1頭なぜ尾鷲の海に
三重県尾鷲市の海水浴場近くで、頻繁にイルカが目撃されています。興味津々で、泳いでいる人にも向かっていくイルカ。なぜ、尾鷲の海に現れたのでしょうか。
水中を軽やかに泳いでいるのは、イルカ。愛くるしく鳴きながら近寄ってきます。
ここは、三重県尾鷲市の海水浴場。
三木浦ダイビングサービス・山田哲郎さん「20歳からダイビングしているんですけど、今まで1回もこういう経験はないです」
実は、先月からこの近くで頻繁に目撃されていたイルカ。オーストラリア付近やインド洋など温暖な海に生息するミナミハンドウイルカのオスだとみられています。
なぜ、尾鷲の海に現れたのでしょうか。
三重大学・森阪匡通准教授「お休みをするために波の穏やかなところに来ることはよくあるので、たまたまここが気に入ったという感じがします」
イルカは泳いでいる人にも興味津々、向かっていきます。
うれしいお客さんかと思いきや、人との接触でのトラブルを避けるため、今月25日からオープンする予定だった海水浴場は、イルカがいなくなるまで遊泳は禁止するということです。