足立区フィリピンパブ3店舗で29人感染
東京都は27日、新たに131人が新型コロナウイルスに感染していたと発表しました。感染者は7日ぶりに200人を下回りましたが、依然、三ケタと高止まりしています。
東京都内の新たな感染者は、10歳未満から80代までの男女131人で、7日ぶりに200人を下回りましたが、4連休で、医療機関が休みのところもあり、検査数が減ったことが影響したとみられます。
感染者のうち、家庭内で感染した人が14人、ホストやキャバクラの客など、夜の街と関係がある人は10人、職場での感染は9人でした。
また、会食や飲み会で感染した人が8人いて、このうち、30代から50代の男性4人は、20人くらいの飲み会に参加して感染したということです。
一方、およそ6割の79人は、今のところ感染経路が分かっていません。特に40代50代男性のおよそ7割は感染経路が不明で、都の担当者は、「この世代は職場や会食など行動範囲が広く、感染を広める可能性がある」と強い懸念を示しています。また重症者は1人増え19人となりました。
一方、足立区は、竹の塚にあるフィリピンパブ「サウンドステージゲスト」で女性従業員6人と男性客1人の感染が確認されたと発表しました。
近くの別のフィリピンパブ2店舗では、すでに客や従業員あわせて22人の感染が確認されていて、保健所は、客が複数の店を利用したことで感染が広がっている可能性があるとしています。