東京都で250人 家庭内感染が“最多”
29日、全国で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は、初めて1000人を超え、1260人となり、過去最多を更新しました。各地で感染が広がっています。
東京都内の新たな感染者は、10歳未満から90代までの男女250人で、20代・30代が160人と、依然、全体の6割以上を占めているほか、40代・50代の感染も56人と2割を超えています。
判明している感染経路では、家庭内で感染した人が28人と最も多く、中には、20代の外国人留学生がホームステイ先の日本人家庭で感染しました。この家庭では、留学生を含めて4人が感染したとみられています。
また、友人らとの会食や飲み会で感染した人が18人、職場での感染が16人、キャバクラの従業員と客など、夜の街と関係がある人は14人いました。
さらに、90代の男性は、訪問サービスの理学療法士から感染しました。
今のところ感染経路が分からない人は、全体の6割を超える162人でした。
一方、新たに80代の女性の死亡も確認されました。
都内の感染者は1万1861人で、死者は329人となりました。