西日本などで厳しい暑さ あすも熱中症警戒
夏の高気圧が強まり、気象庁は2日、北陸と東北南部の梅雨明けを発表しました。
北陸地方は、高気圧に覆われて朝から強い日差しが照りつけました。この先もしばらく晴れて夏本番の暑さが続く見込みで、気象庁は、北陸と東北南部の梅雨明けを発表しました。北陸では平年より9日遅く、東北南部は平年より8日遅い梅雨明けです。
一方、すでに梅雨明けしている西日本や東海では、2日も各地で厳しい暑さとなりました。2日に全国で最も気温が上がったのは、大分・竹田で36.1℃を記録。このほか、福岡・太宰府で35.7℃、岡山で35.1℃と、いずれも今年一番の暑さとなりました。
3日も西日本は35℃以上の猛烈な暑さの所があり、熱中症に厳重な警戒が必要です。
一方、沖縄の南には台風4号があって、発達しながら北上しています。3日未明から明け方にかけて、暴風域を伴って先島諸島にかなり接近する予想で、そのあと3日夜にかけて東シナ海を北西に進みそうです。
先島諸島で3日にかけて予想される最大瞬間風速は40メートル、波の高さは6メートルとなっています。また、3日夕方までの予想雨量は200ミリとなっています。暴風に厳重な警戒が必要です。