Dプリンセス運航会社を提訴 解雇無効求め
新型コロナウイルスの集団感染がおきたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の運航会社の元社員3人が、会社などを相手取り解雇の無効などを求めて提訴しました。
解雇の無効などを求めて7日、東京地裁に提訴したのは、「ダイヤモンド・プリンセス」の運航会社「カーニバル・ジャパン」で営業などを担当し、ことし6月に解雇された男女3人です。
代理人の弁護士によりますと、会社側は「雇用調整助成金」などを使わず、雇用を維持するための努力がなかったなどとして、解雇は無効などとしています。
3人のうち2人は新型コロナウイルスの集団感染の対応にも当たったということで、「いきなり解雇され、会社に対して納得がいかない」と訴えました。
会社側は、日本テレビの取材に対し「訴状が届いていないのでコメントを差し控える」としています。