台風5号、九州北部に最接近 本州は暑く
台風5号は、九州北部に最も近づいており、暴風や高波に警戒が必要です。一方、本州は、猛烈な暑さが続いており、北陸で37度が予想されるなど、熱中症にも警戒が必要です。
台風5号は、長崎の西の海上を北上中で、現在、九州の全域が強風域に入っています。
台風は11日朝、日本海で温帯低気圧に変わりますが、その後、北海道に近づく見込みです。10日は、九州北部を中心に、11日は北海道でも大荒れの天気になりそうです。
最大瞬間風速は、九州北部で35メートル、北海道で30メートル。11日昼までに予想される雨の量は、四国で200ミリ、九州北部や北海道で100ミリ。北海道は、その後も雨量が増えそうです。
一方、本州は夏の高気圧に覆われ、厳しい暑さが続いています。東京都心では、最高気温が35度と、今年2回目の猛暑日になりそうです。
各地の最高気温は、富山、福井で37度。福島、熊谷、大阪、岡山、松山などで36度の予想です。
各地に高温注意情報が発表されているほか、関東全域には熱中症警戒アラートが発表されています。熱中症の危険が非常に高くなっていますので、室内の温度を確認し、冷房を活用してください。