感染対策に熱中症警戒アラートも…特別な夏
東京では10日、新たに197人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。感染拡大の中、関東全域で「熱中症警戒アラート」が発表されるなど、全国的に厳しい暑さとなりました。
遠出がためらわれるお盆休み。多くの都民が出かけていた場所が…東京・八王子市にある高尾山です。予想以上のこのにぎわいにマスク姿も多く見られましたが…。
Qマスクつけてられない?
「つけてられない。ビショビショです。これ」
マスクをしていると息苦しさを感じるほどの暑さに。子どもをおんぶして登山するお父さんの横には、風を送り続けるお母さんの姿がありました。この暑さに、冷たいものでクールダウンしたいところですが…自動販売機の商品は売り切れになってしまっていました。
八王子は36度の猛暑日に。さらに熱中症の危険性が極めて高いとして関東全域に「熱中症警戒アラート」が発表されたのです。
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この猛暑の中、東京多摩川沿いの河川敷では、少年野球の大会が行われていましたが…。
保護者「橋の下で待機していました。サウナ状態で大変ですけど」
試合前の選手や保護者たちは日陰で待機。
チームのコーチ「熱中症警報出ているのも考慮して、休み休み対策を取りながらやっていますので」
試合が長引く場合、休憩を入れるなど工夫して大会を開催しているといいます。
11日も関東全域と山梨で「熱中症警戒アラート」が発表されるなど10日以上に危険な暑さに警戒が必要です。