沖縄・独自「緊急事態宣言」29日まで延長
新型コロナウイルスの感染拡大が続く沖縄県は、県独自の警戒レベルを最高段階に引き上げるとともに、同じく独自に出している緊急事態宣言の期間を今月29日まで延長することを決めました。
玉城知事「第4段階に引き上げて、なお一層の県民おひとりおひとり、事業者1社1社のご努力とご協力をしっかりとお願いしたい」
13日夕方に会見した沖縄県の玉城知事は、県独自の警戒レベルを、現在の「感染流行期」から最高段階の「感染まん延期」に引き上げ、15日までとしていた県独自の緊急事態宣言についても、2週間延長して今月29日までとする方針を明らかにしました。
県民には引き続き、不要不急の外出自粛を求め、特に午後10時以降や繁華街への外出を控えるよう求めました。
一方、那覇市や石垣市、宮古島市の「夜の街」を対象とした休業要請や、那覇市の飲食店を対象とした営業時間の短縮要請は期間を延長せず、新たにクラスターが発生した場合に改めて要請するとしました。
県外から沖縄への渡航については、引き続き、慎重な判断を求めています。
沖縄県内では13日も新たに97人の感染が確認され、感染者は7月以降だけで1262人に上っています。