お盆の中日 帰省などやめ“近場で”の声も
新型コロナウイルスの影響で普段とは違うお盆の中日を迎えた14日、東京都内では、帰省などの予定を取りやめ近場で過ごす人たちの姿が見られています。
午前9時すぎの東京・池袋では、日傘をさすなど暑さ対策をしている人が目立ちます。また、遠出が難しい中、関東近郊から遊びに来た、といった声が聞かれました。
埼玉から来た高校生「暑くて外にも出られなくて、ずっと家の中にいるので、いつもよりは楽しい夏休みという感じではない」
千葉から遊びに来た人「おじいちゃんおばあちゃんに(コロナが)うつるのが一番危ないと思うんで、それで(帰省が)なしになっている」
携帯電話の位置情報によりますと、お盆の入りを迎えた13日の正午過ぎの都内の主要駅の人出は、先週と比べて品川駅でマイナス38.1パーセント、渋谷駅でマイナス28.4パーセントとなるなど減少しています。
一方、全国の観光地では神奈川の江の島の海水浴場で152.3パーセントなど大幅に人が増えていますが、県が独自に緊急事態宣言を出している沖縄では減少しています。