【1か月予報】「北冷西暖」の傾向 西日本~関東で春の兆し?
この先、2月17日頃にかけて、北日本には寒気の流れ込む時期があるでしょう。一方、東日本や西日本では寒気の影響を受けにくく、平年よりも暖かい日が多い見込みです。2月18日から3月3日頃にかけての気温は、全国的に平年並みとなりそうです。
■北日本(北海道・東北)
北海道では、2月4日から17日頃にかけて、寒気が流れ込む時期があり、オホーツク海側・太平洋側を中心に、例年より厳しい寒さとなる日が多いでしょう。2月18日から3月3日頃にかけては、ほぼ平年並みの気温となりそうです。
東北では、周期的な寒暖の変化を繰り返しつつ、2月4日から3月3日頃にかけての気温は、ほぼ平年並みとなりそうです。
この先1か月の日照時間は、北日本各地でほぼ平年並みとなりそうです。
この先1か月の降水量は、日本海側では、平年並みか少ない見込みです。太平洋側では、ほぼ平年並みとなるでしょう。日本海側の降雪量は、北海道・東北ともに、平年並みか少ない見込みです。
■東日本(北陸・関東甲信・東海)
東日本では、2月4日から17日頃にかけて、寒気の影響を受けにくいとみられ、気温は平年より高くなるでしょう。関東甲信や東海では、スギ花粉のシーズンとなり、花粉数が徐々に増加するとみられます。
その後、2月18日から3月3日頃にかけては、ほぼ平年並みの気温となるでしょう。
この先1か月の日照時間は、北陸では、ほぼ平年並みの見込みです。関東甲信・東海では、平年よりも少ないでしょう。
この先1か月の降水量は、北陸で平年並みか少ないでしょう。関東甲信・東海では、平年より多くなりそうです。北陸の降雪量は、平年より少ないでしょう。
■西日本(近畿・中国・四国・九州)
西日本では、2月4日から17日頃にかけて、寒気の影響を受けにくいとみられ、気温は平年より高くなるでしょう。西日本各地でスギ花粉のシーズンとなり、花粉数が徐々に増加するとみられます。
その後、2月18日から3月3日頃にかけては、ほぼ平年並みの気温となるでしょう。
この先1か月の日照時間は、近畿北部・山陰では、ほぼ平年並みの見込みです。九州北部では、平年並みか少ないでしょう。近畿中南部・山陽・四国・九州南部では平年より少なくなりそうです。
この先1か月の降水量は、近畿北部・山陰では、平年並みか多いでしょう。近畿中南部・山陽・四国・九州では平年より多くなりそうです。近畿北部・山陰の降雪量は、高温傾向となることから、平年より少なくなる見込みです。
■奄美・沖縄
奄美・沖縄では、2月4日から17日頃にかけて、暖かい空気に覆われやすく、気温は平年より高くなるでしょう。特に2月6日から7日にかけては、最高気温が25℃前後まで上がる可能性があります。2月18日から3月3日頃にかけては、ほぼ平年並みの気温となりそうです。
この先1か月の日照時間は、奄美・沖縄ともに、ほぼ平年並みの見込みです。
この先1か月の降水量は、奄美・沖縄ともに、ほぼ平年並みとなりそうです。
■1か月予報(2月4日から3月3日までのまとめ)
<気温の確率予想:低い・平年並み・高い>
北日本:50%・30%・20%
東日本:10%・30%・60%
西日本:10%・30%・60%
奄美・沖縄:10%・20%・70%
<降水量の確率予想:少ない・平年並み・多い>
北日本(日本海側):40%・40%・20%
北日本(太平洋側):30%・40%・30%
東日本(日本海側):40%・40%・20%
東日本(太平洋側):20%・30%・50%
西日本(日本海側):20%・40%・40%
西日本(太平洋側):20%・30%・50%
奄美・沖縄:40%・30%・30%
<日照時間の確率予想:少ない・平年並み・多い>
北日本(日本海側):30%・30%・40%
北日本(太平洋側):30%・40%・30%
東日本(日本海側):30%・30%・40%
東日本(太平洋側):50%・30%・20%
西日本(日本海側):40%・30%・30%
西日本(太平洋側):50%・30%・20%
奄美・沖縄:30%・30%・40%
〈降雪量の確率予想:少ない・平年並み・多い〉
北日本(日本海側):40%・40%・20%
東日本(日本海側):50%・30%・20%
西日本(日本海側):60%・30%・10%
(参考:気象庁 週間予報・2週間気温予想・季節予報)