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「私は犯人ではありません」中学校教諭の男が無罪主張 男性殺害の罪で初公判

2025年1月16日 12:47
「私は犯人ではありません」中学校教諭の男が無罪主張 男性殺害の罪で初公判

2023年、東京・江戸川区の住宅に侵入し、住人の男性を殺害した罪に問われている中学校教諭の男の初公判が開かれ、男は「私は犯人ではありません」と述べ、無罪を主張しました。

江戸川区立中学校の教諭・尾本幸祐被告は、2023年2月、勤務先の中学校の近くにある住宅に侵入し、住人の山岸正文さんの顔や首などを刃物で複数回切りつけ、殺害した罪に問われています。

16日に東京地裁で初公判が開かれ、尾本被告は起訴内容について問われると、「私は犯人ではありません。住居侵入も殺人もやっていません」と述べ、無罪を主張しました。

検察側は冒頭陳述で、「あお向けで倒れていた被害者の手には、尾本被告のマスクがかかっていた」「事件当日の退勤時刻を犯行時間のあとに変更させており、アリバイ工作をした」と指摘しました。
一方、弁護側は「尾本被告は事件当時自宅にいて、被害者の家に立ち入っていない。殺害する動機も皆無だ」と主張しました。

最終更新日:2025年1月16日 12:47