神奈川・茅ヶ崎市でオーナー男性を殺害 被告の男が起訴内容認める 弁護側は無罪主張
2022年、神奈川県茅ヶ崎市で、当時住んでいたマンションの所有者の男性を殺害した罪に問われている男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。
無職の高井靖弘被告(52)は2022年12月、神奈川県茅ヶ崎市に住む55歳の男性の自宅で、男性を包丁で刺すなどして殺害した罪に問われています。
15日、横浜地裁で開かれた初公判で、高井被告は、起訴内容を認めました。
一方、弁護側は、高井被告が心神喪失の状態だったとして無罪を主張しました。
検察側は冒頭陳述で、被害者の男性が当時、高井被告が住んでいた大阪のマンションの所有者で、高井被告は入居してから一度も家賃を払っておらず、強制退去を命じられたと指摘しました。
そのうえで、「生活基盤を失い、逆恨みしてわざわざ被害者の家に向かい、 刺殺した」「工事業者を装うために帽子と手袋を購入し、当日、被害者を玄関に誘って犯行に及んだ」などと事件の経緯を指摘しました。
最終更新日:2025年1月15日 15:26