将棋の王将戦七番勝負は第1局で藤井聡太八冠が勝利し、今年初めてのタイトル防衛に向け、白星スタートとなりました。

去年、史上初の八大タイトルの独占を果たし、今後の防衛が注目される藤井八冠。今年初めての防衛戦、王将戦では挑戦者に菅井竜也八段を迎え、7日から第1局に臨んでいました。

対局は、お互いに守りを固め、じっくりと進められていましたが、藤井八冠は2日目から積極的に攻め、8日午後6時30分、120手までで菅井八段が投了し、第1局は藤井八冠が制しました。

藤井聡太八冠「本局は序盤の構想に課題が残ったかなと思うので、第2局にむけて修正していけたらなと思います」

タイトル戦で藤井八冠は、初挑戦から負けなしの19連勝と歴代最多記録に並んでいます。この記録更新に向けて白星スタートを切った藤井八冠、第2局は今月20日と21日に佐賀県上峰町で行われます。