沖縄県の尖閣諸島周辺の領海に、27日正午前から中国海警局の船2隻が相次いで侵入しました。付近には日本の漁船1隻が航行しています。

海上保安庁によりますと、27日午前11時50分すぎ、尖閣諸島・魚釣島と南小島の周辺の日本の領海に、中国海警局の船2隻が相次いで侵入しました。付近には、乗組員2人の日本の漁船1隻が航行しています。

海上保安庁の巡視船が中国海警局の船に対し領海からの退去要求や進路規制を繰り返し行い、日本漁船の安全を確保しています。

中国海警局の船による領海侵入は今月11日以来で、今年に入って3件目となります。