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トランスジェンダー社員に「なんで女装」などの言動で裁判に… 「SOGIハラ」見かけたらどうする?

2022年11月11日 0:48

性的指向や性自認を侮辱するなどの行為、いわゆる「SOGIハラスメント」。職場でのSOGIハラで裁判になった例もあります。そもそも「SOGIハラ」とは何か、また見かけたらどうすればいいのでしょうか。

■「SOGIハラスメント」とは?

有働由美子キャスター
「『SOGI』という言葉は、『性的指向』を意味する『Sexual Orientation』、つまり好きになる相手の性別と、『性自認』を意味する『Gender Identity』、自分がどの性別かという認識の頭文字をとったもので、全ての人が持っている属性です。このSOGIに対する差別や嫌がらせを『SOGIハラ』というんですが、例えば、どんなことがあるんでしょうか」

小栗泉・日本テレビ解説委員
「例えば、友人同士の会話での『ゲイなんて気持ち悪い』といったような言動や、他の人のSOGIについて『○○さん、レズビアンなんだって』などと本人の許可無く公表すること。そして悪気が無い場合もあるんですが、教育現場での『女の子なんだからセーラー服で登校しなさい』といった強要もSOGIハラになります」

「また、最近では、今回のような職場でのSOGIハラで裁判になった例もあります。男性として生まれ、今は女性として生活するトランスジェンダーの会社員が元上司から『なんで女装してんねん』などと言われたり、性交渉経験の回数を聞かれたりしたとして、会社と元上司を訴えたもので、会社側は全面的に責任を認めています」

■SOGIハラ 注意しづらい時はどうすれば…

有働キャスター
「私自身はそうしたSOGIハラをしたくないと思っていますし、見かけたら声を上げていきたいと思うんですけど、ただ、やはりそれをはっきりと言いづらい雰囲気の時もあると思うんですよね。そういう時は、どう行動したらいいのでしょうか?」

小栗委員
「そのような時について、『なくそう!SOGIハラ』実行委員会の松中権さんは、次のような行動が大事だと話しています。

(1)SOGIハラに加担しない
(2)SOGIハラに気付いたら話題を変えてみる
(3)当事者に『さっきの嫌じゃなかった?』などと声をかけ、“みんなが敵ではないよ”という意思を示す」

■“自分はノーマル”悪気無くても傷つけ…

有働キャスター
「廣瀬さんは、この問題をどう考えていますか?」

廣瀬俊朗・元ラグビー日本代表キャプテン(「news zero」パートナー)
「僕も最近学んだのですけれども、例えば、『自分はノーマルだから』というような発言も気をつけないといけないと思っています。ノーマルの逆の意味は『アブノーマル』なんで、悪気は無かったにしろ傷つけてしまいます。後は、『間違えたな…』と思ったら、素直に謝ることも大事だなと思っています」

有働キャスター
「性的な言動や性自認に関わることで傷ついた、傷つけられたと感じた場合は『よりそいホットライン』で24時間、相談を受け付けています。1人で悩むのは辛いので、こうした窓口をぜひ頼ってみてください」

「よりそいホットライン」0120-279-338
岩手県・宮城県・福島県は0120-279-226

(11月10日放送『news zero』より)