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藤井二冠「将棋界を代表する自覚が必要」

2020年8月20日 21:40
藤井二冠「将棋界を代表する自覚が必要」

将棋の藤井聡太棋聖(18)が木村一基王位に勝利して八大タイトルのひとつ、「王位」のタイトルを獲得し、史上最年少での「二冠」と「八段昇段」を達成しました。対局後の会見で藤井二冠は「将棋界を代表する自覚が必要」と語りました。

藤井棋聖は19日から行われていた王位戦七番勝負第4局に80手で木村王位に勝利し、4連勝で「王位」のタイトルを獲得しました。18歳1か月の二冠達成は史上最年少で、同時に決めた八段昇段も最年少記録となります。

藤井二冠「今年度まではタイトル戦の番勝負自体経験がなかったので、二冠というのはなかなか実感がわいてこないところはあるんですけど、いっそう精進していい将棋をお見せできるように頑張っていきたい。タイトルホルダーという立場にもなりましたし、将棋界を代表する立場としては自覚というのは必要になるのかなと感じています」

藤井二冠は秋から「王将戦」の挑戦者を目指すリーグ戦にのぞみ、3つめのタイトル獲得をめざします。